恋愛感情
誰もいない静かな廊下に2人。

足音が響く。
不気味な響きではない。

きれいな響き。

音が透き通るような…
透明感のある…
きれいな音…

私は思わず立ち止まって、
その音に聞き入ってしまった。

そしてまた、
拓も同じように…
立ち止まって聞き入っていた。

案外こういうのもいいな…
そう思う。

きっと拓もそう思っていると思う…

私はそう静かに思った
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