不良ちっくLover


「コイツ生意気なのよ。痛めつけちゃって!!」

1人の女が男2人に指図した。

この合図を皮きりに、男2人が私に向かって来た。

嘘でしょう!?
いっくら私でも男2人を相手に出来る自信がない。

…なんてのん気な事を言ってられないので、私はとっさに構えた。

「何だよ。戦うつもりかよ。強がっちゃってぇ」

気味悪い笑顔で私をバカにする。

最近のストレスもあり、私は完全にキレていた。
「グダグダ言ってないで、早く掛かって来なさいよ!」

もうこうなったらやるしかない。

師匠許して。

「お望み通り襲ってやるよ」

2人で私に襲い掛かって来た。

チョロい。
動きがまだまだだね。
私は余裕でその攻撃をかわしていた。

< 22 / 31 >

この作品をシェア

pagetop