BABY×DOLL
想像していたよりもキレイで落ち着いた外観のホテルだなって思った。

車を空いてる場所へ停め、車から降りた。

緊張するな―…
どういう仕組みなんだろう?

人が居たりする?

あたしと虎だってバレたりしないかな?

ドキドキしながら中へ入った。

中へ入るなり目についたのは灯りのついたパネル。

虎は迷わず、その中の一つのボタンを押し、あたしの手を引いて近くのエレベーターへと乗り込んだ。

「何?何がどうなってるの」

「あぁ、さっきのパネルで灯りのついていたのが空き部屋って事。で、好きな部屋のボタンを押してその部屋に行けばいいだけ」

「なぁんだ…スゴいシステムなんだね~ドキドキしちゃった」

虎は笑ってあたしを見た。

「これからもっとドキドキするのに」

「うん…死んじゃうかも」

虎に会った時から
ドキドキしっぱなしだけどね!


虎が選んだ部屋へと入った。

意外と中は広くて外とは対照的に暖かみのあるオーカー色の壁。

白いソファーに白いテーブル。



大きなテレビに



──大きなベッド。


部屋を見渡していた時

虎はあたしを後ろから抱きしめてきた。


「ずっと…こうしたかったんだ…」
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