青蝶夢 *Ⅰ*
ごめんね、飛鳥。

愛が何なのか

・・・分からない。

愛が分からない、私

貴方を、愛せない。

「ここ、前にダチに連れて来て
 もらった事あるんだ
 うまいんだぜ、入ろう」

「アスカ、アスカでしょう?」

その声に振り返った

私の瞳の中に

ピンク色のバックにリボンの
付いたお洒落なパンプス(靴)
が飛び込んできた。

そのパンプスは、弾みながら
飛鳥へと近づく。

「やっぱり、アスカだぁ」

白いワンピースに

カーディガン姿の

清楚な雰囲気の女性が

友達、数人と立っていた。

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