導花線の花種
化猫和洋?
人間と古くから共存してきた家畜、犬と猫。

時代劇にも登場するこのペットアニマルさん。

「イヌ派かネコ派か?」

と聞かれたら、導花線は断然ネコ派だったりするのです。


んが!


導花線は水槽が趣味なので、お部屋にはお魚が色々……;;
猫なんて天敵すぎて、このままでは未来永劫飼育不可能という業を背負っていたり(?)します(笑)。

でもいつか飼いたいなあ、と思い続けている癒しペット猫さんですが、日本の猫にはある生物学的特徴があります。

それはしっぽ。

こう、クニッと曲がった短いしっぽの猫さんが、日本には多いのだそうで。

これには、現在導花線が主催している企画にも関係した日本の迷信が関わっておったりするのです。

昔から日本人にとっても、猫は米を食い荒らす鼠捕りの相棒として重宝されていたワケですが、

昔の日本人にはある心配事が……。

それは、うちの猫さんは、長年飼っていたらそのうち「猫また」になってしまわないだろうかっ!? という深刻な悩みだったらしいのです。


猫またというのはアレですね。

年経た猫のしっぽが二本とか三本とかに増えて、飼い猫が妖怪化しちゃうという日本の化け物です。

猫は飼いたい。
でも妖怪「猫また」になってしまっては困る。

そこで!

嘘か真か、日本ではしっぽが長くてしゅっとしていて、いかにも化猫になっちゃいそうな猫より、しっぽはクニッと短く折り畳まれてて団子状になってるような「奇形」が好まれたんだとか。

生物学的に言えば、ここに人為的な選択圧がかかって形質の淘汰が行われたというワケですな。

本当かはわかりませんが(笑)。


今となってはなんだか笑える、ほのぼのした猫事情じゃありませんか♪
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