晴れのちキミとわたし
私は、人間的にも保育士的にもまだまだだなぁ。
「ふぅ~、今日も一日元気に笑顔で。」
気持ちを引き締めるように紗綾は言った。
保育園までの間、今日一日の流れを頭の中で再確認した。
今日はキリン組のみんなで砂場で遊ぶ予定。
5才くらいになると一人遊びを卒業してだいぶ経ち、みんなと一緒に遊ぶことが出来るようになる。
「紗綾~!」
昨日の今日で少し気まずいななんて思っていた紗綾だったが、
千晴は満開の桜に負けないくらいの笑顔で走って来た。
「おはよう、千晴」
「おはようっ。昨日はごめんなさい」
唐突に頭を下げ、謝る千晴に紗綾は面食らったように驚いた。