さ く ら~君に会う日まで~
おおっ!
真面目にやってるよ!
しかもエプロン似合ってるな…可愛い!
「オイ大吾!」
「ん?なんだよ那麻」
「…お前、麻裕ちゃんのこと好きなの?」
「………ハァッ?」
「だって、麻裕ちゃんのエプロン姿見て顔赤くなってたぞ?」
「えっ…?そ、それは…きっと、さくらに似てたからさ」
俺はさくらが亡くなっていることを、那麻にだけ話した。
「そうか?ってか、さくらちゃんのこと引きずるのは分からなくは無いけど、麻裕ちゃんのことも見てあげなよ」