fate
呪われた種族
起きるとそこは見知らぬ部屋。肌に触れるスルスルとした感触は真っ黒なベッドシーツ。

その部屋には、キングサイズのこのベッドと小さなキッチン、テーブルがシンプルに置かれている。ドアが二つ、窓は一つ。分厚いカーテンが光を遮ってる。

背中に冷たい風が刺す。
窓が微かに開いていてヒューヒューと音を発ててる。

わたしはベッドの上に裸でいた。寒い理由はこれ。

肌触りが良いので足をシーツに滑らす。自分でも冷静すぎるって思うくらい冷静。

テーブルの上には、わたしの3丁の銃と、2本のナイフ、発光する銃弾、ロザリオ、聖水が入れられていたからの瓶が置かれている。

< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

シンクロニシティ-
シロコ/著

総文字数/1,153

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
躯に刻まれた無数の傷跡 罪を背負っているかのように 白い肌に這う 十字架の火傷 それでも懸命に生きていた 貴方 23歳春… あたしは罪深い恋を知る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop