純恋愛
ぐごー
静かな保健室に先生のいびきだけが響く
ごろん
「うわっ」
先生が寝がえりを打つたびにびくってなる
「・・・ん?」
白衣の下に着てるTシャツが少しずれて
鎖骨がちらっと見える。そこになんか青い模様が
「あれ・・・これって」
手を伸ばしてそっと触れた
「何してんだよ・・・」
不機嫌そうな声で先生がうちの手をつかんだ
「あ、すいません・・・」
「刺青がめずらしいか」
こ、怖い!すごい怖い!
「や、あ、あの・・・」