【実録】不登校からの脱出

受験

高校卒業からバイトしていた為、勉強から少し遠ざかっていた。
その分、勘を取り戻すのは時間が掛かった。
でも3教科に絞り、徹底的に勉強をした。
その3教科以外は何もしなかった。

今回は前回の失敗を踏まえ、地元の大学を中心に志望校を決めた。
前回受けたセンター試験も回避した。
私立に的を絞っていたのだった。
先生も合格に太鼓判を押してくれていた。
それも励みとなり…とにかく勉強をしていた。

そして受験シーズン。
1番最初は短大の受験。
試験内容とか覚えていないけど、正直手応えは無かったように思う。
ただ問題用紙と回答用紙を交互に見つめ、鉛筆を走らせただけだったようにおもう。

次の試験まで時間があった。
その間に短大の合格発表があった。
確か封書で届いたと思う。
結果は…無事『合格』だった。

どちらかと言えば4年制の大学に行きたかった。
短大を受けたのは、この1校だけだった。
「腕試し」的に受けた感じだった。
ただ再び試験を受けるのも面倒だし両親との話し合い(と言っても、殆ど両親の意向だった)で、合格した短大に入学をする事に決定した。
私は2年遅れで短大に入学をしたのだった。
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