【実録】不登校からの脱出

余談

私はうちの部署の1番権力のある部長に気に入られていた。
よく帰りのバスが一緒になったりして、色々と話をしていたのだった。
担当変更も、この部長の一言だった。

その中でひとつ条件があった。
【少し期間を置いて、元の担当に戻す】
でも口約束であり、異動の可能性もあるという前提だった。
その辺りは…かなり曖昧だった。

そしてもう一人、私にリーダー降格を言い渡した部長にも、気に入られていた。
1番権力のある部長に相談した事が気に入らなかったらしく…「なんで相談してくれなかった」と言ってくれた。
じゃないと、休み続きの彼にああいう対応をしないと思う。

この部長とは…「上司と部下」というよりは、「気の合う仲間」という感じ。
話とかしていても、本当に波長が合う。
気軽になんでも話せる部長だった。

ってこう考えたら…課長との相性が悪かったのだと思う。
誰かに言われた事があった。
「出る杭は打たれる」
リーダー降格時の課長のクレームを私が収めた事があるくらい。
しかもこの課長は、休みの多い人に甘かった。
妊婦の同僚に、平気で残業をさせていた。
「頑張れ」と言われ、これ以上は頑張れないと反抗もしたのだった。
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