魅惑★ladyの作り方
帝、海、薫、慧の四人が第五裏門に着いた頃には、華楠はもうボロボロだった。
「こんな所で…
何してるのかな?」
「あ…み、帝様…!?
どうしてこんな所に…!」
いつも綺麗な制服にたくさんの皺、泥をつけ…
「酷い事するんだねぇ…
女の子一人に三人がかりで…」
「ち、違うんです海様!
こ、この方が皆様にご迷惑をおかけしていたので私達はその駆除に…!」
髪を結っていたゴムは片方だけ無様にも引き千切られ…
「誰が、いつ迷惑って言った…?
駆除って…華楠を何だと思ってるの…?」
「か、馨様まで…!
この女の肩を持つのですか!?」
ただ一つ無事なのは、今も華楠が震えながら庇っている顔…
眼鏡だけだった。
「…今すぐ、消えろ」
「ひぃぃいっ!!?」