あたしの血を吸いなさい!
『こ、怖いですね・・・』
「まぁね。げんこの痛さはハンパじゃないよ!あんたも気をつけてね!!」
『は、はぁ・・・』
「とりあえずこれからカッコイイヴァンパイアになるために修行するんだからさ!仲良くしよう!!」
『(話し・・・一人で進めてるなぁ)はい・・』
「んで?王子様の名前は?」
『あ、はい。ルナ・ヴィオール・トニー「長い」
「覚えられん!!んじゃヴィオって呼ぶから!!これからよろしくね、ヴィオ!!」
『(この人よく話し遮るなぁ・・・名前も変なとこからとるし・・・)よろしくお願いします。マリア。』
ニカッと笑ったマリアはヴィオの前に右手を差し出し、ヴィオは苦笑いしながらその手を握ったのだった。