永遠に愛を捧ぐ…。~最終章~


『お前に用事はない。
帰れ…。』


「どうしたの?
そんな怖い顔をして…。」


少し怯えた表情をして、僕を見る。


『黙れ。俺の前から消えろ!』


女を睨みつけた。


「歩夢…意味分からないよ…。」


上着と鞄を持って、泣きそうな表情を浮かべて、走ってリビングを飛び出した。




この身体は…


俺のもの。


佐々木 歩夢はもういない。



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