月夜の影
悔しかった。
子供だからまだ未熟で言い切れなくて。
心がスッキリしなかった。

「菜月、私のところに来い。
心に傷を負った者が集まっているから。
きっと仲良くなれる。私を信じなさい」

葬儀で両親を見送り、また入院生活。
毎日のようにおじさんが病院に来た。

でも遺産目当てだって知ってる。

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