憂鬱girl-stage③-
「ああ秋人、おかえり」
ニコリと笑う春兄の声に硬直した体がやっと熱を持つ。
「おい、小春。その前に腕どけろ」
秋人さん、なにを、怒って、
「妹にハグしただけでムカつく?すごい独占欲だねぇ」
春兄はその殺気立った視線にも全く怯まずのほほんと笑う。
「関係ねーよ。言っとくが俺は日和不足で最高に機嫌がわりぃ」
「うん、そんな感じ。寧ろよく一週間持ったよね。」
なんか、アクの強すぎる二人の会話。もう訳が、
「持たねーよ。小春、日和を返せ」
「はいはい。秋人のじゃないでしょ。」
…分からない。