―――執着―――
自己保身の為なら、人は友人を売る。
大切にしていた友人さえも・・・・・・
「・・・・・・」
だから、あたしは間違ってなんか無いのだ。
駒になる事を、間違いだなんて思ってない。
けれど、あの時は、咄嗟の判断でアイツを・・・殴った。
染まらない・・・・・・
染まりたいのに、染まらない・・・・・・
上手く生きるには染まらなきゃいけない。
ドロドロとした闇色に――――――
あたしは、恵美が横でも文句を言ってるにも関わらず、ボーッとそんな事を考えていた。
それから少し歩いて、恵美と別れ、1人になった。
長く続く、花見には持ってこいの場所―――――――桜並木