BLUE〜よりくんと優子の物語〜
よりくんの食べかけの晩ご飯。
箸についたご飯粒をながめていると、
だんだんと後悔が襲ってきた。
あたしはもしかして、
よりくんの心の中に土足でズケズケと入ってしまったんじゃないか・・・。
財布は持たずに出たのですぐに帰ってくると思っていたけど、
一時間たっても二時間たっても帰ってこない。
電話をかけてもでてくれない。
心配になって、あたしはあっくんに電話をかけた。