BLUE〜よりくんと優子の物語〜


「うん・・・

毎日連絡くれるし

休みの日も会ってるけど・・・

それって付き合ってたら当たり前やん?

それ以上のことが何もないねんマサヤンは。

優子とよりくん見てたら、

あたしって愛されてないんちゃうかって。」



加奈はうつむいた。



「加奈、あたしとよりくんは特別やねん。

住む世界が違ったから、

人より悩むこと多かった。

今でもそうやし、

よりくんがヤクザやめへん限り

ずっと悩むと思う。

あたしからしたら、加奈とマサヤンが羨ましいで?

あたし思うねん。

平凡で普通の恋愛がどんなに幸せやろうって。

加奈は贅沢やで。」



あたしが笑って言うと、

加奈は少しだけ元気を取り戻した。



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