*Sweet×Trap* ~放課後のLOVEパレット~
センセイの眼鏡の目が、じっとあたしを見ている。
さぐるような視線は、ちょっとだけ鋭くて。
……見透かされてるようで。
「今のが、キミの本心ですか?」
「……うん」
「本当に?」
「……本当、に」
うつむいたあたしは、後ずさった。
だって。
センセイが、ゆっくりと近づいてきたから。
「……来ない、で」
見られたくないって思った。
今あたし、すごく情けない顔をしている。
なのに。
「本当にキミは、素直じゃないですね」
追い込まれたあたしは、
壁に両手を押しつけたセンセイの腕の中に完全に包囲されて。
「どうしてです? キスしてほしいと言ったのはキミでしょう?」
……なんなの?
出来ない、って言ったくせに。