*Sweet×Trap* ~放課後のLOVEパレット~
「じゃあ……、今こうしてるのがあたしじゃなかったら……ヤバかったね」
「そうですね」
あまりにもあっさりしているものだから、
あたしは思わず振り向きかけた。
いったい、どんなつもりで。
さっきから、こんなふうに。
近くで、離してもくれないで。
「ど、うせ、あたしなんか、」
「でも、」
2人の声が重なって。
「可愛いと思いますよ、佐伯さん」
先に言葉を続けたのはウソつきな唇。
思ってもいないこと、言わないで。
「まあ、もう少し素直になれば、ですけど」
なに、それ。