真実の奥に。
「復讐・・・?」


自分の声が震えているのがわかる

その瞳が怖くて、目を逸らしたいのに、逸らせない





「そう。私、八木をすごく恨んでる。

だから八木が好きなあんたを傷付けようと思った」



あいつの反応はどうだった?


彼女の質問に答えることができなかった

開いた口がふさがらない


そんなに恨むことって、なんなの?



「でも、あんたに悪いから、こうやって自分がしてるってことも、八木へのいやがらせだってことも教えた」


そうしたら気が楽でしょ?

と、小悪魔の微笑みを向ける




「まだ何かあるの?」

「あるよ。あんたはただ、何も知らない振りして悲しい顔でもしといてね」




「………。八木はあなたに恨まれてること知ってるの?」



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