真実の奥に。
「言っちゃえよー、この際」

と、肩肘で沙羅をつついているよっしーは何かを知っているみたいだ

しかもどこか沙羅をからかっているような雰囲気
それにあたしはまたポカンとしてしまう


「なになに?! もしかしてさぁ・・・」

と、興奮する潮那によっしーが

「そうそう、そのもしかしてだよ♪」
勝手に話が進んでる・・!

「え?え?」

あたしと槙は分からずに、2人で顔を見合わせた


「いつから、いつから?てか、誰?」

まだ興奮が治まらないのか、潮那は1人ではしゃいでいる


「いつから?・・・誰?・・・」

潮那の質問を繰り返す・・・

家族とでも友達とでも行ったわけではない
高2というお年頃に、出かける相手となれば・・・!



「「ああぁ!」」

あたしと槙の声がハモった


潮那が気づくの遅ぇよ的な目でみてくる


「彼氏がいたんだね!」

そんな槙の言い当てが合図となって
質問攻撃が始まった


あたしも「どっちから?!」と興奮気味に最初は聞いたりもしてた


・・・でもそれはホントに最初だけ。



沙羅の変化に気づいてから



半ば呆然としながら沙羅に詰め寄る光景をじっと見ていた




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