3人のイケメン+αと天然美女
―次の日、俺たちはいつも通り学校に向かった。
実衣には犯人探しのことを言ってない。
言ったら、やめろとか言われそうだから。
だが、やったのは女って可能性もあるから木内に話して、手伝ってもらうことにした。
―in学校―
「駿斗くんッ!!」
休み時間、木内が焦った顔で話しかけてきた。
「実衣のことやった人わかったよ!!」
「誰だ?」
「隣のクラスの江森珠理って子!!クラスの男子に金払ってやらせたみたい!!」
は??
江森珠理…?
あぁ、あいつか…
親が金持ちで、一人っ子で超わがままな自己中女。
「たしかなのか??」
「うん!!江森が友達と話してるの聞いた!!なんか、駿斗くんとかといるのがムカついたみたい。あたしの駿斗に手ぇ出すとか許さないとか言ってた。」
はぁ?
どんだけキモいんだよ。
いつから俺がお前のになったんだし。
空良たちに話してしばくか…。
さっそく、俺は空良と洸暉の席に向かった。