同居人は…先輩!?【後編】
「な…何?」
震える足。これじゃ…あの時と一緒…
また何かされる。その恐怖だけが胸でいっぱいになる。
『もう…震えるのやめてくれよ…』
「へ?」
香西の声が震えてる。
『ずっと謝りたかった。』
ふと香西の顔を見る。
昔の弱そうな…女の子みたいな泣きそうな顔をしている…
『あの日、俺は自分の気持ちの伝え方を間違ってた…。
自分の男らしい所を薫に見せたい。そんな気持ちでいっぱいだった。
いつまでも女の子みたいだって思われたくなかっただけだった…』
「か…香西?」
言ってる意味がすぐに理解出来ない。
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