瑠璃色の華
「よし。んじゃぁお前らの部屋だが…。」

土方がそう言うと同時に沖田が桃の腕を取った。

「きゃぁっ!!」

沖田に引っ張られて桃が悲鳴をあげる。

「私桃さんと同じ部屋がいいですっ!!」

「おっ沖田様!?」

沖田の言葉に桃は頬を真っ赤にした。

「いいですよね土方さん?」

沖田は土方に視線を向けて笑った。

「桃の姉貴達次第だな。」
と土方もニヤリと笑う。

「お姉さん方いいですか?」

沖田は設定上姉である2人に視線を向けた。

「私は構いませんよ。」

紅は苦笑しながら言う。

「沖田様妹をよろしくお願いいたします。」

2人揃って一礼をとると沖田は困ったように頭をかいた。

「何だか、桃さんをお嫁に貰う気分ですー。」

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