夢の続き。~君は空を愛してる。 次世代編~
「私は、もう受け止めてるから。
小さい頃からずっと寄り添ってきたし、
何度も何度も見てきてるから
慣れちゃった。」

「…強いね、優衣は。」

志保里が言った。

「私が?…全然。
私だって毎日不安だし、
怖いし、いっぱい泣いたよ。
でも、それ以上に祐輔は
痛い、辛い思いしてるしね。」

「…そっか。」
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