flower~ミルクティー another story~
「どうしよう…のばら。」

「馬鹿。こういう時に
陽鞠がしっかりしなくてどうするの。」

「でも…」

「何としてでも呼び戻すの。
諦めちゃダメよ。」

「……うん、解った。」

陽鞠は再び優之介の側にしゃがみ、
手を取って握った。

そこからは夢中過ぎて
陽鞠の記憶に無い。
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