flower~ミルクティー another story~
行きたいのは山々だ。

だけど元々人混みは嫌いだ。

体調は良いのだが、
何となく気が引ける。

優之介は迷っていた。

その時だ。

「優之介くん?今の、お友達?」

リビングから茗が訊いた。

「…夏祭り、誘われた。」

「あら、良かったじゃない。
そうだ、いいものがあるわ。
いらっしゃい。」
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