弟くんと危険な関係!
休み時間になり、あたしは舞に小声で昨日の事を話す。


「そうだったんだ…!私空気読めない人だったね!ごめん!」



舞はあたしに頭を下げた。


「ちょっと!舞!謝らないで!メール返さなかったあたしが悪いんだからっ!」

あたしがそう言うと、舞は顔を上げて、


「そうだよ。メール返してくれれば私も言わなかったよ!」


開き直った舞。


こうゆうところ、すごく舞っぽい。


あたしと舞はフフッと笑った。


「ところで…健太の予定を蹴って、大地くんの所に行ったほたるは、健太よりも大地くんに惹かれてるって事なの?」


「…実は…。あたしわかんないんだよね…。」



あたしは今、健太と大地の間で、動けなくなっている自分の様子を舞に打ち明けた。



そして話の途中でチャイムが鳴り、また後で話す事にした。
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