花とアイドル☆《完》
「うんうん!」


花乃が何度も首を縦に振るのを
見て、みずほも少し安心したらしい。

ようやく、表情を少し緩めると、

「まぁ、それならよかったわ。

この雑誌とDVD、しばらく貸した
げるから、ちゃんと見て少しは
勉強しな?

同居してる相手なんだから、予備
知識もあったほうがいいでしょ」


なんだかんだ言って。

バイト終わりでの約束なのに、
これだけの重い荷物を持ってきて
くれたりして。


――口は悪いけど、やっぱり、
心配してくれてるんだ……。


そんな気遣いが、素直に嬉しい。
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