花とアイドル☆《完》
後で見たら、きっと拓斗や愛香
さんの着信履歴でいっぱいに
なってるに違いない。
「心配かけたのも悪かったって。
でも、これには色々事情があって
……」
拓斗が取り繕おうと説明を始めた
が、愛香さんは首を横に振って
それを遮った。
「いーわよ。
事情はカナちゃんからだいたい
聞いたわ」
「え!?」
花乃と拓斗の声がキレイにハモる。
ただし花乃のは条件反射で、
実際には、
――カナちゃん……って、誰?
というところで思考がストップ
していた。
『朱鷺田さんだよ。
下の名前、奏(かなで)だから』
察しのいい拓斗がコソッと耳打ち
してくれ、ようやく花乃も理解
する。
さんの着信履歴でいっぱいに
なってるに違いない。
「心配かけたのも悪かったって。
でも、これには色々事情があって
……」
拓斗が取り繕おうと説明を始めた
が、愛香さんは首を横に振って
それを遮った。
「いーわよ。
事情はカナちゃんからだいたい
聞いたわ」
「え!?」
花乃と拓斗の声がキレイにハモる。
ただし花乃のは条件反射で、
実際には、
――カナちゃん……って、誰?
というところで思考がストップ
していた。
『朱鷺田さんだよ。
下の名前、奏(かなで)だから』
察しのいい拓斗がコソッと耳打ち
してくれ、ようやく花乃も理解
する。