花とアイドル☆《完》
     ☆☆☆☆☆



シャワーを浴びて髪を乾かして
いると、側に置いてあった携帯の
着信ランプが点滅しているのが
目に留まった。


別荘での部屋は、拓斗と遥が
『せっかく久々に会ったし』と
同室を希望した以外は、全員が
個室を与えられている。


夕食後はしばらく女性陣で雑談に
興じたりして過ごし。


明日も早いからと各自部屋に引き
上げて、花乃も就寝の準備を
始めていた頃だった。


――あ、みずほちゃんだ。


ディスプレイに表示された名前を
見て、花乃はドライヤーを止めて
携帯を手にとった。


「はい、もしもし」


『やほー!

そろそろ落ち着いた頃かと思って
電話したんだけど、大丈夫〜?』
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