空色

過去



あれから一週間


いつもと変わらない毎日を過ごしていた


「みッやぁ~♪」


「おっ!サクラぁ~」


「片埜先輩おったで」


「うそ!?どこどこ!!?」


「あそこッ」


サクラの指さす方には


ヒロ君としゃべりながら


校門を通り過ぎて行く


たっちゃんの後姿があった

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