Violet Moon

幻覚と幻騎士


「…」

今から幻騎士のショーが
始まるらしい、
「エネミー…もう
幻騎士のショーは始まってるよ」

ラビはそういった
すると突然地面がゆれはじめた
ガグンッ、、
ガグンッ、、

「なっ…何…」

バキバキ…
バキバキっ…
何かが割れる音、

「キャーキャー」
「割れたわっ!!」

騒ぎだす人達

「一体何が…」

グワンッ!!

「!!」

地面が…割れた…
地面は割れて宙に浮く
私が座っていた椅子も割れた地面と一緒に宙に浮く

「な…にこれ…」

頭がおかしくなりそうだ
幻騎士達も浮いているわ…
ラビは涼しげな顔だし

ブシャァァァァァッ

地面が割れたと思いきや
次は氷柱が現れた

「寒い…」

ピキピキ…
ピキピキ…

割れた地面が氷はじめた

ピキピキ…
ピキピキ…

「!!」

足が…私の足まで氷はじめた…
「いっいやっ…」

横にいるはずのラビは
氷の中に消えてしまった

「嘘でしょ…消えちゃったわ…」

ポタッ…
ポタッ…

「水?」

氷柱が溶け始め水が垂れていた
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