爆弾カノジョ



この前、女におかしな条件を出された所に出に行くと


女に使える一人のSPが現れた。



そして、彼が示す上にはヘリが舞い降りる。



はしごが俺の前に下り、SPがそれを上るように合図する。



俺…高所恐怖症なんだけどなぁ…。



そう本音を漏らすこともできず、



俺は極力下を見ないようにしてはしごを上った。



ヘリの中に入るとヘリには思えないVIPルームがあった。



ソファにテレビ、下には赤じゅうたんも敷かれている。



一般人の俺がこんな所へ足を踏み込んでいいのだろうか…。



すると、横から紳士な格好の男が現れた。



「私は美香お嬢様に使える執事の蘭とお申します。


平口様、城之内家に着くまでしばしここで体を休めてください」



そう言ってソファに案内される。



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