あまのじゃくBaby★
『べ、別にっ、好きじゃないし。』
「そんなこと言っていいんですか??後ろ…、いますよ。」
へっ!?
アイツが突然、
あたしだけに見せる裏の顔から、
いい子ぶりの表顔になったことに疑問を抱きつつも、あたしは言われた通り後ろを振り向いた。
そこには…、
…直也センパイ。
なんだか泣きたくなった。
あたしってば、なんでこんなにタイミングが悪いんだろう。
よりによって、この話をしてる時に直也センパイと遭遇するなんて…。