【完】君色フォトグラフ
満里奈を恨んだ。


同情の目で私を見てたなんて・・・悔しかった。


だけど私は満里奈から離れることは出来なかった。



それは私の弱さ。


周りからちやほやされる満里奈を見て、いつもへらへら笑って。


私は満里奈の都合よく動いた。



嫌われないために。





だけど、それが逆に満里奈を苦しめていた。


『どうしていつもそうして、自分のこと下げるの?』


『ずっとりんにイライラしてた』


「そんなの知らないよ。私の方が苦しかったんだから・・・・・・」





だけど、どうしてなの?

満里奈が離れていったことが、こんなにも悲しい。



「満里奈・・・ごめんね」



泣き疲れた私は、そのまま深い眠りに落ちた。


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