First love すれ違いの恋
ザー・・ザー・・

「わーッ!!海なんて久し振りだねー!!」

「おう。真璃と海に来るのはいつ振りだろうなー」

こんなに話したのは久し振りだな。

「昂希が溺れかけた時以来じゃない?」

クスクス笑いながら私は言った。

「ちょっ・・溺れてねぇよ!!!」

昂希は頭を軽く叩いてくる・・
昂希に叩かれたら・・・恥ずかしくて頭爆発しちゃうよ・・

「痛ーっ手加減してよーっ」


「お前に手加減なんてしねぇーし」

 レディーに向かって失礼な・・







「おーい?真璃ー?真璃さーん?」


「はっはい!?」

「ぶwなんだその返事・・お前今日おかしいぞー?」

「おかしくしてるのは昂希だもん・・」

囁くように私は言ってしまった・・



「は!?俺の所為かよっあー悪かったーっ責任くらいとってやるよー」


 こんなに話した事も久し振りだし

 お願いきいてくれる。なんていわれたのも

 ・・・・・

 初めてかな?
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