チェリー

階段を下りた先には陸のお兄さんの

空さんと佐久間さんがいた。

空さんはとっても優しくて

力になってくれる頼りになる

お兄さんなので

私は空さんに助けを求めた。

「あれ??愛ちゃん!
また喧嘩??」

「え??どうしてわかるの??」

私はまだ空さんに何にも

事情を話していないのに

空さんは何もかもわかっている様子だった。

だから私のくだらないしつもんには

答えないで

佐久間さんと何かを話していた。

話し終えて佐久間さんが「了解!!!」

といったと思ったら

いきなり私の方へきて

私を3年3組の教室へ

押し込んでから

こう言った。

「俺がいいっていうまで出てきちゃだめだよ!わかった?」

「…………はい」

私は教室の小窓から廊下をみていた

5分くらいみていただろうか

そしたら…

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