君の手で ~儚い思い~
ピンポーン
莉莉んちは私の家の向かい側の
4つ離れたトコだからスゴク近い
「つーぐみー?」
ガチャ
「莉莉ぃーっ」
莉莉を見ると抱きついて泣いた
親友だから
浦本と莉莉以外ないたとこを
見せたことのある人はいない
「よしよし。とりあえず、入っていい?」
うんと頷くと莉莉は話を続けた
「昨日はほんとゴメンね?
あのあと追いかけようと思ったら
数学の吉田につかまってさぁ・・・
ほんとごめんっ」
なんでもいいよ
こうして会いにきてくれたから・・・
「ううん。ウチこそごめんね?」