夏雨シロップ。



いつも、いつも...あの無償の温かさに助けられてたのは



私だったのに。



「...大好きッだよ...」






――ねぇ、









今なら、きっと


あんなにしょっぱかった涙の雨も


シロップみたいに

甘く...感じると思うの。




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