君に愛の唄を
そして、花田さんに呆れながらついて行くと紗英の姿が見えた。
紗英…!
「じゃあ、僕はこれで…」
花田さんはそう言うとお辞儀をして人混みに消えて行った。
あっ…
行っちゃった。
さっと現れて、
さっと消えていく花田さんは……
なんか、やっぱり変な人。
「心菜?」
「紗英!!」
私は紗英のところへ駆け寄った。
「もう!どうゆこと!?ちゃんと説明してよね!!」
「え!?」
「え!?じゃないわよ。どうして水沢蓮と心菜が知り合いなのよ」
紗英の言葉で思考が停止した。
……え?
何で私と蓮が知り合いだってバレてるの?