【完】好きです片桐くん!!
タタタッと走っていき、待合室の扉の前まできた。
「よ〜っし!」
自分に気合いを入れて、私は扉をノックしてガチャリと扉を―――…
「………」
「………」
…………あ。
「きゃああああ!!」と、私。
「な、何で橘がここに―――!?」と、上半身裸の片桐くん。
「ごごごごめんなさい!!あの、お着替え中とは知らずに…あの…っ」
「そんな事は良いからさっさと扉閉めろ!ほら!!」
片桐くんは私の腕を掴み、無理やり部屋の中に入れる。
そしてそのまま、後ろにある扉を閉めてカチャリと鍵をかけた。
「あ、あの…」
バンッ!という音と共に、片桐くんの右手が私の左頬をかすめる。