【完】好きです片桐くん!!
「………」
「え?きゃっ!?」
何故かいきなり、校舎の外壁に体を押し付けられる。
「か、片桐く…っ」
「………橘」
片桐くんはツーッと、私の唇に優しく指を滑らせる。
カッと、唇に熱がともる。
「あ…あ、の…」
「口にキス…されてないよな?」
片桐くんは眉間にシワを寄せて、不安そうに聞いてくる。
私はそんな片桐くんに、コクリと頷いた。
「そっ…か…」
「あの…片桐く…っ」
「でも…」
片桐くんはまた真剣な顔つきで私を睨んで、押し付けた体を離そうとはしない。
「……あの高遠とかいう奴に、告白…されたのか?」