love
体育館移動の10分前


ようやく現れた斉藤は
男子から袋たたきにされた


そんな中、
もう1人迷惑人が現れた


来ていないのは澪と斉藤だけ


そう思っていたが
皆に存在を忘れられている人がいた


半分不登校の渡辺さんだ


おどおどし、キョどりながら来た
渡辺さんに
クラス全員困惑した


「渡辺さんって、練習1度も来てないから
歌知らないよね?」


捺が耳元でささやいてくる


「てか、何で練習出ないくせに
イベントの時だけくるの?」


澪の言葉にみんな納得する


「え、意味分かんない。
意味分かんないんだけど」


顔には笑顔をうかべつつも
仁奈が小声でつぶやく


そーっ、と
渡辺さんを見ると本人も
この空気に気づいてるようだった


そんなとき、盛り上げようとしたのか
ムードメーカーの男子が
大声で叫んだ
< 13 / 13 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop