オレの破裂と15分前
「まぁ同僚からの評判が良かったし、顔も可愛かったし」
「そうかなぁ!?」
「そうそう、お前、社内で一番人気らしいぞ?」
「え!? あたしが?」
ナツミは、大きな声を上げ、驚いた。
「おう。お前を狙ってた同僚が言ってた」
「ウッソー。そんな話、聞いた事もないよ!?」
「そう言う噂は、本人の耳には入らないんだよ」
「ふーん。そう言うモンなんだ」
オレは寄り添う様に、ナツミの隣に座り直した。
「ハッキリ言って、オレはお前の事を何も知らない」
「え?」
「言っただろ。“もっと知りたい”って」
「あ……」
そしてタバコをもみ消し、ナツミの肩を抱き寄せた。
「もっと知りたい。教えてくれ。お前の事」
「んっ……」