愛する意味
涼太ママは夕飯食べて行きなさいと言って、とんかつを作ってくれました。


涼太の家から自宅に電話をして
『舞だけど、涼太の家にお邪魔してるんだけど、涼太のお母様が夕飯ごちそうしてくれるって言ってくれてるから、頂いて帰っていい?』


ママは了解してくれました。


電話のやりとりを聞いていた涼太ママは、涼太にこっそりと何かを耳打ちしていました。



すごく気になっていましたが、あえて聞こえない、見ないふりをしました。


夕飯の準備ができ、食べ始めました。


涼太ママと涼太は6畳2部屋のアパートに暮らしてました。


畳にテーブルを置き食事でした。


舞は普段、ダイニングでイスに座り食べるので、たたみがすごく新鮮に感じました!


日本人(笑)みたいな気がして…


舞の家ではお行儀が悪くなるということで食事中はテレビをみせてもらえなかったの。



でも、涼太の家は楽しそうに笑ってみてました。

『テレビなかったら飯食えね~し』


舞は何もかもが初めてのことで新鮮でした…
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