愛する意味
舞は毎日神様にお祈りをしていました。


小さいときから空を見て神様にお願いすると叶うから…とママにおそわってきました。



ほんとに願いが叶ったんだとうれしくて、今日は空を見上げて神様に笑顔を送りました!


神様って絶対にいるんだなぁって…


強く心に感じました。



数日後、涼太に会いました。


『涼太との付き合い認めてくれたから…同棲はダメだけど、涼太のこと認めてくれたから』


『うれしい、説得がんばったな。ありがと』と目一杯頭をさげてくれました。


『舞はいい子だから、人生ではじめての親への反抗だったんじゃないの?』


『そっかもしれない』とはにかんでみせました。

舞は涼太とずっと幸せでいられますように…

神様に心の中でお願いしました。



きっと、神様も涼太と舞が幸せになれるように運命を決めてくれていると…この時は信じていた。
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