〜恋色〜



今日ミュキが言ってたコトを聞く前に、突きつけられた尾川くんの言葉にぁやゎ「なんで?」ッて聞くしかなかった。





「この前、模擬ゃって、結果みたら悲惨ゃってさぁ、ちゃんとゃらなぁかんッて思ってんゃん。近くにぃると、ぉ前に甘ぇて現実カラ逃げてまぅし…ほなカラ、少し距離ぉいてほしぃねゃん。」




尾川くんの言ってるコトゎ正しかった。



受験生なら、受験に専念したぃと思ぅのゎ当たり前…



嫌ッて言って困らせるコトゎできなくて、結局…昨日のコトを聞けなぃまんま…




「頑張って!」




これが精一杯ゃった…




「ごめんな…でも別れとかちゃぅし、俺も頑張るカラ!」





尾川くんゎ申し訳なさそぅに言ってきた。
















それからの尾川くんゎ受験一色になった。





メールもだんだんしなくなって、学校で話すコトなんかほとんどなくなった。










ただぁやと尾川くんをつなぃでるのゎ…ぁやの首元に光る尾川くんのネックレスだけゃった…
< 131 / 215 >

この作品をシェア

pagetop