〜恋色〜
今日ミュキが言ってたコトを聞く前に、突きつけられた尾川くんの言葉にぁやゎ「なんで?」ッて聞くしかなかった。
「この前、模擬ゃって、結果みたら悲惨ゃってさぁ、ちゃんとゃらなぁかんッて思ってんゃん。近くにぃると、ぉ前に甘ぇて現実カラ逃げてまぅし…ほなカラ、少し距離ぉいてほしぃねゃん。」
尾川くんの言ってるコトゎ正しかった。
受験生なら、受験に専念したぃと思ぅのゎ当たり前…
嫌ッて言って困らせるコトゎできなくて、結局…昨日のコトを聞けなぃまんま…
「頑張って!」
これが精一杯ゃった…
「ごめんな…でも別れとかちゃぅし、俺も頑張るカラ!」
尾川くんゎ申し訳なさそぅに言ってきた。
それからの尾川くんゎ受験一色になった。
メールもだんだんしなくなって、学校で話すコトなんかほとんどなくなった。
ただぁやと尾川くんをつなぃでるのゎ…ぁやの首元に光る尾川くんのネックレスだけゃった…